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ラジオ放送に寄せて・夢は魔法使い2

2020.4.3 Facebookより

<ラジオ放送に寄せて、夢は魔法使い2>

まぁ昨日のバス停の夢の絵については

いろんな見方があると思います。

ともかく、

三時間遅れてバス停について誰もいない。

誰もいないとは?と聞くと

「みんな行ってしまった・・」と。

行きたいですか?には

「行きたい」とはっきり。

どこに行くのですか?には・・

「さぁどこかな?」

と遠い目に。

どうして遅れたのか?については

「いろいろ用事があって」

Tさんは東大在学中に

学徒出陣(学生も戦争に行くことになった)

 

そして陸軍の情報部に配属され

情報将校として暗号解読のかかりとなり

上司の大尉と二人で

何十人もの女性を使って暗号解読をしていた。

ちなみにこの時の上司が

後年わたしの直属上司となり

そのためTさんとわたしは

直属の上司が共通するということで

やくざのいい方をまねれば

兄弟盃で同輩格なのです。

そんなことがなければ

わたしに夢分析などさせないわけで、

そもそも分析などより

わたしと気の置けない話しが

したかったように思います。

それが終戦になり、

陸軍なんて一番みじめで

敗残の悔しさがこたえるが、

そんなこと言っておれず

一生懸命頑張って

とうとう世界第二位の富める国まで発展した。

この辺が

「いろいろ用事があって」

のことだと思っても

それは本人が言わない限り言いません。

そして功成り名を遂げて

はて立ち止まってみれば

知人と言えば利害関係者ばかりで

友人らしい友人は

おこがましいが

なんの利害もないならわたししかいない。

他の人たちは

上手にバランスをとって

行先向かって行ってしまったから

みんなそれなりに幸せを見つけたのでしょう。

つまり行先は

<しあわせの国>かな?

そしてこのバスのお話しで

こんな問答が出て

一気に深まるのですが・・・

もしTさんがバスの乗客だとして

このバス停からどんな客が

乗ってきてほしいですかね・・

と聞いたのに対して☆

「楽しい人だね、

そう楽しい人がいい、

それがねわたしはそうじゃないんだ・・・

楽しめない人なんだよ・・・」

なんとTさんは

自分がバスに乗るに

値しない人物だと思っているのだ。

「吉田君、どうしたら楽しめるの?

楽しいってどんな感じなのかね?」

わたし、涙こらえるのに必死でした☆

以下次号

絵は

<ビー玉のような球が

水底からゆっくり一つずつ

離れて浮き上がっていく夢>の絵。

ゆらゆらと浮かび始めましたね☆

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